(土)

いやー、これはまいった。
自分はシステム用(プライマリ)とデータ用(セカンダリ)とハードディスクドライブを分けているが、データ用のHDDのほうがお亡くなりになってしまった。
使用歴10年弱の容量20GBという代物だったが、お亡くなりになって疑問を感じた。
システム用のほうはさらに製造年が古く、しかも、いつも回転しているイメージがあるが、なぜデータ用ほうが先に亡くなったのか。

Googleは2007年2月に「Failure Trends in a Large Disk Drive Population」(大容量HDDにおける故障傾向/PDFファイル)という論文を発表した。大規模なサーバーで運用していることで知られるGoogleだが、これによると HDDは、使用頻度、温度やS.M.A.R.T値(Self Monitoring, Analysis and Reporting Technology:故障の予兆を知らせる値)にほとんど関係なく、年間5%程度が故障するという。また、CMU's Parallel Data LabのBiance Schroeder氏による「Disk failures in the real world: What does an MTTF of 1,000,000 hours mean to you?」(現実世界でのハードディスク故障:平均故障時間が100万時間とはどういう意味か)という論文では、HDDの年間平均故障率がメーカー公称値の 0.58~0.88%に対し実測で0.5%~13.5%の開きがあることが示され、平均でメーカー公称値の約15倍になるという報告がなされている。

細かい数値については相違があるものの、以上の2つから言えるのは「HDDは通常運用の範囲で確実に壊れる」ということだ。実際、一般的なオフィスでも「ウイルスに感染した!」という騒ぎより「週明けにPCを立ち上げようとしたら立ち上がらない」というようなトラブルのほうが頻繁に起きる。しかもこのトラブルは、「起きてしまってからでは遅い」という、実に困った性質を持っている。最善の策は、HDDの故障を前提にして、ファイルが消えてしまっても大丈夫なようにあらかじめバックアップを取っておくことだ。

最新セキュリティの条件 第3回:PC メンテナンスやバックアップも「ノートン 360」におまかせ (1/3) - ITmedia +D PC USER

つまりは、どちらが先にお亡くなりになるかはわからない、ということらしい。
しかし、バックアップが必要なのは理解できるが、それはコストとの兼ね合いだと考えている。
つまり、デジカメによる思い出の画像ファイルなどコストを掛けても良いと思うものならバックアップするが、どうでも良いファイルには一銭も払いたくない。
ちなみに、お亡くなりになったHDDに入っていたデータファイル群は、収集に時間は掛っているが、バックアップの必要性のあるファイルはなかったはずだ。
えっ、あのファイルって亡くなられたHDDに入ってたっけ?…嘘だと言ってよ、バーニィ

Posted by at 18:36+09:00
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(金)

ダウソに勤しむとき、WindowsXP機でお世話になっているのがVisualWgetというダウンローダー。
LinuxをはじめとするUnix系で高名なWgetというCUIなダウンローダーに対する、.NET Framework 2.0によるオープンソースなGUIフロントエンド。
有難いことに日本語化もされている。
で、FlashGotというMozilla Firefoxプラグインの詳細なオプションで追加する実行ファイルのパス・送信書式は、以下のとおり。

X:\hoge\VisualWget.exe
--continue --ca-certificate=X:\hoge\cacert.pem [--directory-prefix=FOLDER] [--referer=REFERER] [--post-data=POST] [--load-cookies=CFILE] [--header=Cookie:COOKIE] [--user-agent=UA] [URL]

X:\hoge\の部分はVisualWgetをインストールしたフォルダーを指すが、cacert.pemの内容が偽SSL証明書事件以前とかなり古いので、心配ならばcURL - Extract CA Certs from Mozillaのウェブページから当該ファイルをダウンロードし、更新したほうが良い。
とは言っても、VisualWget最新版(Ver.2.5a2)に含まれるWget自体がVer.1.11.4、OpenSSLライブラリー(libeay32.dll及びlibssl32.dll)がVer.0.9.7mといずれもかなり古い。
しかし、後者のライブラリーを更新してVisualWgetが動作するかは未検証。
なお、送信書式については、以下の引用のとおり、Wget由来のコマンドラインオプションのうち、長いコマンドラインオプションは受け付けるが、短く省略されたコマンドラインオプションは受け付けないらしい。

When you call VisualWget externally from other program and specifying the command-line options, please make sure that you only use long form (not short form) when specifying the options. For examples, the short form of --continue is -c, the short form of --directory-prefix is -P.
Please see http://www.gnu.org/software/wget/manual/wget.html for the list of all available options.

3 Usages - VisualWget

ちなみに、そのWget自体の実行ファイルのパス・送信書式は次のとおりで、ほとんど変わらない。

C:\Windows\System32\cmd.exe
/C start X:\hoge\wget.exe --continue --ca-certificate=X:\hoge\cacert.pem [--directory-prefix=FOLDER] [--referer=REFERER] [--post-data=POST] [--load-cookies=CFILE] [--header=Cookie:COOKIE] [--user-agent=UA] [--input-file=UFILE]

しかし、同様のフロントエンドであるWinWGetは、残念ながらWgetに詳細なコマンドラインオプションを継承しないようだ("WinWget.exe [URL]"のみ受け付ける模様)。
また、日本語化もされていないようなので、個人的にはWinWGetの用途がほぼない。

Posted by at 11:44+09:00
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(日)

最近のMozilla Firefoxのビルドに、win32-EUballot向けというのがある。
これは何ぞや、と言うと、欧州経済領域向け、つまり欧州連合(EU)及び欧州自由貿易連合(EFTA)加盟国向けのビルドという事らしい。

Support/EUBallot - MozillaWiki』を読んでもさっぱりわからないが、『about:mozilla ≫ Firefox Mobile, Weave, EU ballot, Add-ons manager, Interns, Test Pilot, MDC, Store, OOPP, Lightning, and more…』で何となくわかった。
欧州委員会とMS、Windowsのブラウザ選択を巡る独禁法問題で和解』によれば、マイクロソフトがWindowsとInternet Explorerを抱き合わせる事で、ウェブブラウザの市場を独占しているため、『Information Regarding Web Browsers』という画面でユーザにウェブブラウザを選択させる事となった(EU browser choice submission)。
で、win32-EUballotというのは、その仕組みのためのビルドの事のようだ。
なお、具体的に通常のビルドとどこが違うのかは試していない。
だって、欧州経済領域向けのため、win32-EUballotの中にja(日本語)向けビルドはないのだから。

Posted by at 15:16+09:00
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(日)

過去記事に書いたPrismインフォシークメールに接続してきたが、Prism - MozillaWikiを読み、ユーザースタイルシート(ユーザーCSS)が利用できるのを今日知った。
WindowsXPなので、C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\WebApps\アイコン名@prism.app\webapp.cssを設置し、そのwebapp.cssに以下のような広告をブロックするCSSを書いてみたところ、邪魔だった広告が消えた。

@charset 'UTF-8';
#広告要素のid属性名,
.広告要素のクラス属性名,
{ display: none !important; }

また、ユーザーCSSと同じ場所(階層)にwebapp.jsを設置し、そのファイルにJavaScriptでコードを書けば、ユーザーJavaScript(ユーザーJS)として動作するそうだ。
しかし、Mozilla系のユーザーJSの書き方を知らないので、この機能は利用していない。

Posted by at 13:28+09:00
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(日)

今更感があるが、WindowsXP機にXAMPP Liteがインストールしてあるので、Apache HTTP Server 2上でASP.NET 2.0を動かしてみたときのメモ。
まず、mod_aspdotnetからダウンロードしたmod_aspdotnet-2.2.0.2006-setup-r2.msiをインストールしたら、次に、C:\xampplite\apache\conf\httpd.confの末尾に以下の2行を追加した。

# ASP.NET
Include "conf/extra/httpd-aspdotnet.conf"

んで、"How to make Apache run ASP.NET / ASP.NET 2.0"に従って、C:\xampplite\apache\conf\extra\httpd-aspdotnet.confを以下の内容で作成した。

LoadModule aspdotnet_module modules/mod_aspdotnet.so

AddHandler asp.net asax ascx ashx asmx aspx axd config cs csproj licx rem resources resx soap vb vbproj vsdisco webinfo

<IfModule mod_aspdotnet.cpp>
# Mount the ASP.NET /asp application
AspNetMount /asp "c:/xampplite/asp"
#/asp is the alias name for asp.net to execute
#"c:/xampplite/asp" is the actual execution of files/folders in that location

# Map all requests for /asp to the application files
Alias /asp "c:/xampplite/asp"
#maps /asp request to "c:/xampplite/asp"
#now to get to the /asp type http://localhost/asp
#It'll redirect http://localhost/asp to "c:/xampplite/asp"

# Allow asp.net scripts to be executed in the /asp example
<Directory "c:/xampplite/asp">
Options FollowSymlinks ExecCGI
Order allow,deny
Allow from all
DirectoryIndex index.htm index.aspx
#default the index page to .htm and .aspx
</Directory>

# For all virtual ASP.NET webs, we need the aspnet_client files
# to serve the client-side helper scripts.
AliasMatch /aspnet_client/system_web/(\d+)_(\d+)_(\d+)_(\d+)/(.*) "C:/Windows/Microsoft.NET/Framework/v$1.$2.$3/ASP.NETClientFiles/$4"
<Directory "C:/Windows/Microsoft.NET/Framework/v*/ASP.NETClientFiles">
Options FollowSymlinks
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
</IfModule>

最後に、C:\xampplite\asp\index.aspxを以下の内容で作成した。

<%@ Page Language="JScript" %>
<html>
<head>
<title>ASP.NET 2.0 Sample Page</title>
</head>
<body>
<p><% Response.Write("'Hello, world!' on " + ScriptEngine() + " Ver." + ScriptEngineMajorVersion() + "." + ScriptEngineMinorVersion() + "." + ScriptEngineBuildVersion()) %></p>
</body>
</html>

ウェブブラウザでhttp://localhost/asp/に接続したところ、「'Hello, world!' on JScript Ver.8.0.50727」と表示され、JScript .NETのバージョンから.NET Framework 2.0が動作していることを確認できた。
上手くイッたw

Posted by at 13:02+09:00
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(日)

WindowsXP機にIronPythonインストールしてみたところであるが、今回はCGIで動かしてみた。
事前にC:\xamppliteフォルダにXAMPP Liteがインストールしてある。
そして、IronPythonのインストール先フォルダはC:\IronPythonだから、まず、次のようなpython.cgiをC:\xampplite\htdocsに用意した。

#! /IronPython/ipy.exe
print "Content-type: text/html\n\n"
print "<html>Hello world!</html>"

次に、ウェブブラウザでhttp://localhost/python.cgiに接続したところ、"Hello world!"と表示された。
上手くイッたw

Posted by at 01:18+09:00
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(日)

WindowsXP機にIronPythonを入れてみた。
事前に.NET Framework 4.0をインストールした上で、IronPython 2.6.2 for .NET 4.0のMSIインストーラでインストールした。

ZIP版(IronPython-2.6.2-Bin-Net40.zip)にはctypes等のPythonモジュールが含まれていないので、避けた。
インストール先のフォルダはC:\IronPythonに変更。
これには理由があり、それは次回書くであろうCGIのため。
次に、マイコンピュータ->右クリック->プロパティ->"システムのプロパティ"画面で"詳細設定"タブ->"環境変数"ボタン->"システム環境変数"内の"Path"行->"編集"ボタン->";C:\IronPython"を追加、の作業を行い、インストール先のフォルダにパスを通した(要管理者権限)。
そしてC:\Documents and Settings\hoge\hello.pyhogeはユーザ名)を用意し、中身にこう書いた。

print "Hello World!"

最後に、コマンドプロンプトで以下のとおり実行。

C:\Documents and Settings\hoge>ipy.exe hello.py
Hello World!

上手くイッたw

Posted by at 01:43+09:00
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(土)

真夏日とコンピュータは、極めて相性が悪い。
先ほども、突然家のPCが落ちて再起動しだした。
まさかウイルスか?とも思ったが、単純にCPUがクソ熱かったようで。

勤め先のサーバも悲鳴を上げている。
さすがに不安定になったり落ちはしないが、耐久性が削られているようで怖い。
これまでこんな事なかったのに...。
そろそろ勤め先のデータもクラウド化だな。
でも、家のPCが落ちるのははクラウド化とかそういう問題じゃないし、金もないし、エアコンの電気代はバカにならないし、困った。
とりあえずアイスノンを2つ買ってきてみたww

Posted by at 17:06+09:00
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(金)

PDFのビューワの反応がやたら良いオンラインストレージ、Acrobat.comに登録している。
で、ウェブブラウザではなく専用クライアントで作業できないかなと思っていたら、Adobe Airのクライアントがあるらしいと知った。
ちなみに、このクライアントをダウンロードしたURLは次のとおり。

https://acrobat.com:443/acrobat.com.air

しかし、このクライアントを積極的に利用する必要はないと思う。
なぜなら、ウェブベースと何ら変わらないから。
これだったら、Mozilla Prismでも同じことができる。
ただし、このサービスはGoogleドキュメントに近いらしいが、自分は専らPDFファイルしかアップロードしていないため、このクライアントが活きる利用方法を知らないだけなのかも。

Posted by at 23:16+09:00
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(土)

Opera@USBのウィジェットが動作しない件については、official Opera@USB ForumWidget's Doesn't Portableで手動での対処法が公開されている。
しかし、この方法にちょこっとだけ問題があったのでメモ。

まず、この方法だとプロファイルがWindowsのプロファイルフォルダ(Windows 2000及びXPであれば、\Documents and Settings\ユーザ名\)に作成されてしまう。
したがって、ネットカフェなどで利用する自分専用でないPCの場合、ユーザ名・パスワードを必要とするウィジェットを実行するのは避けたいところ。

次に、この方法だと複数のウィジェットが起動できない。
複数を起動するなら、こーっしょ。

  1. ウィジェットをダウンロード(ファイル名.wgtで任意の場所に保存し、インストールはしない。)
  2. _widgetsフォルダを、opera.exeのあるフォルダの中に作成
  3. この_widgetsフォルダの中に、適当な名のフォルダを作成(例えばAnalog ClockウィジェットならAnalog Clockとか、ホント適当)
  4. ファイル名.wgtの中身をAnalog Clockフォルダに解凍・展開(私ゃLhazを利用)
  5. TeraPad等のテキストエディタを開き、以下のとおり入力
    1行目は空白(改行だけ)
    2行目にAnalog Clock(先ほど作成した適当なフォルダ名と同じ文字)
  6. これをAnalog Clockフォルダ内にinstall.confというファイル名で保存
  7. 以下のコマンドラインオプションを加え、opera.exeをバッチファイルにて実行
    opera.exe -widget "_widgets\Analog Clock\config.xml"

Posted by at 13:17+09:00
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