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自分で組み立てたPC(いわゆる自作PC)のmicroATXマザーボードが、どうやらお亡くなりになられたようだ。マザーボードのお名前はBiostar M7VKQ。かつてはOSにMicrosoft Windows 2000 Professionalをインストールして使用していたが、2010年7月13日にサポートが終了したため、OSにEcolinux 10.04をインストールし、幾つかパッケージを加えたり削ったりしてNASっぽく運用していた。

EcolinuxはUbuntu系のLinuxディストリビューションでとても軽量で、Linuxにしてからの用途は、Sambaを利用したファイルサーバーと、たまにPS3 Media Server(PMS)を利用したメディアサーバー。と言うのも、M7VKQはPCIスロットしか持たないので、チップセットのVIA Apollo KLE133に搭載されたIGPのTrident Blade3Dを使わなければならないのだが、このグラフィックスプロセッサーがクッソ遅い。利点はMPEG-2動画再生支援機能があるくらい。もうデスクトップ用途ではとても使えないが、壊れるか我慢できなくなるまで使い倒す主義なので、Linuxを入れるとしたとき、今時CPUはAMD Athlon XP SFF 1500+(Palomino)、メモリーはPC133 SDRAM 512MB + 256MBの計768MBのままにしつつ、PCIスロットに玄人志向(いわゆるクロシコ)のSATA4P-PCISATAx4インターフェースカード)とGbE-PCI2ギガビットイーサーネットカード)を足して、更にクッソ安いSATA HDDを4台足し、ムフフな動画・画像用のファイルサーバー兼メディアサーバーにして運用することにした。モニターは、どうせxrdpを利用して他のPCのWindows XP Professionalからリモートデスクトップ接続するから、滅多に利用しないだろうということで、20型液晶テレビのSHARP LC-20EX1にした。xorg.confの該当部分はこんな感じで。

Section "Monitor"
Identifier "Monitor0"
Modeline "1280x768" 79.50 1280 1344 1472 1664 768 771 781 798 -hsync +vsync
HorizSync 47.8
VertRefresh 60
Option "DPMS"
EndSection
Section "Device"
Identifier "Card0"
Driver "trident"
Option "UseFBDev" "true"
Option "DRI" "True"
Option "NoAccel" "False"
EndSection
Section "Screen"
Identifier "Screen0"
Monitor "Monitor0"
Device "Card0"
SubSection "Display"
Depth 24
Modes "1280x768"
EndSubSection
EndSection
Section "DRI"
Mode 0666
EndSection

そもそも10年選手のオンボロな構成だし、PCIバスの帯域がボトルネックになってるっぽいしで、この用途でもクッソ遅い。PMSでトランスコードなんて絶対無理。それにOSをアップグレードしたくても、古いぶんCPUがPAE非対応など動作条件の面でリスクがあってできない。でもまあ、我慢の範囲内だった。しかし、このところ電源を落とすたびにBIOSが初期化されてしまうようになり、さすがに我慢の限界に達した。マザボのボタン電池を交換したが、症状は治まらない。外見上、電池ホルダーやCMOSジャンパーに錆等の問題はなさそう。おそらく電池とBIOS ROMあたりを繋げているどこか回路が故障、特にそのあたりに関係するハンダ等が劣化したんじゃないかと勝手に思っている。いずれにせよ自分の能力では治せそうにないので、これからファイルサーバー兼メディアサーバー、どうしよう。

Posted by at 14:33+09:00
Categories: コンピュータ | 楽天
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